農民連BBS

[記事表示に戻る] [ツリートップの表示に戻る]

◇-いよいよ総選挙が公示されました-産直協 齋藤(6/13-19:13)No.109


トップに戻る
109いよいよ総選挙が公示されました産直協 齋藤 E-mail 6/13-19:13

いよいよ総選挙が公示されました。今度の選挙では、なんとしてもいままでの悪政
をやめさせ、多くの国が自分の国の農業を守るためにおこなっている農産物の「価
格補償」や「輸入規制」を実現できる政治を作ることが絶対に必要です。

=いまの政府は農業を守る気は全くない=

 6月7日に、農民連が、全労連や食健連などとおこなった農水省交渉で、農水の
官僚は、緊急輸入制限を求めたことに対して「もし輸入を止めて、その品目が不足
したらどうするんですか」と脅しました。
 全く馬鹿にした話です。米をはじめすべての農産物の価格補償をなくし、減反や
生産調整を強要し「それを守らない人がいるから安くなるんだ」と脅し、作らせな
いで、輸入を増やし、「輸入を止めて足りなくなったら……」とは、あまりにも農
民を馬鹿にした話ではありませんか。
 また、農民が、生産費を割り込む価格暴落だから「せめて生産費を保証するぐら
いの下支えをおこなえ」と要求したのに対して、「産業だから、それぞれの努力
で……」と全く「価格補償」は考えていない態度に終始しました。
 セーフガードの発動に対しても「それぞれの品目ごとに調査中」と、発動する気
がない答弁をおこないました。
  
=政治が変われば=

 熊本の「太陽の会産直センター」では、今年の1月から4月までのトマトの輸入
量が、前年の同じ期間と比べて2.7倍も増えたことによって価格が大暴落してい
るなか、新聞「農民」4月号外を討議し、地域に1200枚配布し、緊急輸入制限
を求める署名運動をおこなっています。
 この運動の契機になったのは、号外の学習とあわせ、産直センターで開催した
「日本共産党の政策を聞く会」なかで、「輸入農産物が増えて価格が暴落し農家は
生死の境のなのに政治はなにもしてくれない。これからは共産党を応援する」と言
う発言だったとのことです。
 
=選挙は、政治を変える絶好のチャンスです= 

 農業つぶしが激しさを増しているなか、農業へのあきらめが急速に広がっていま
す。しかし、この情勢を「厳しい・大変だ」と言うだけでは、政治は変わりませ
ん。
 農業つぶしの原因を明らかにし、「危機打開の展望」を示す運動を広げ留ことが
決定的に大事です。
 熊本の「太陽の会」のように、会員同士が学習し、その成果を地域に広げ、どの
政党が農業を守る政党なのかを、「政治なんて誰がやっても同じだ」とあきらめて
いる人達と対話し、25日には選挙にいこうと訴える運動を大いに広げ、この選挙
で、農業つぶしの自民党政治をやめさせましょう。