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◇-セーフガードに対抗措置がとられるという大ウソ-真嶋良孝(6/13-19:56)No.110


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110セーフガードに対抗措置がとられるという大ウソ真嶋良孝 E-mail URL6/13-19:56

産地ではキャベツ1個6円なのに東京の高級スーパーでは198円、レタス1個18円が
158円--本当に馬鹿げた値段です。新聞「農民」6月19日号では、1面トップで特集
しています。選挙でも一大争点にしようではありませんか。
暴落の原因は、輸入野菜の激増。これに対して、打つ手はあるんです。WTOは
とんでもない協定ですが、セーフガード協定だけは大いに役に立つもの。
義務でもないものを「義務」だと言い張って外米輸入を続け、WTO協定上の権
利であるセーフガードは発動しようともしない--本当に逆立ちした政府です。
群馬県農民連は各市町村議会に対し、セーフガード発動を求める請願をいっせい
に提出し、成果をあげていますが、これに対して県当局が、ウソで固めた文書で妨
害に乗り出しています。
ウソのポイントは、「セーフガードを発動すれば相手国から対抗措置(報復)を受
けるので、貿易立国日本は、セーフガードを簡単に発動するわけにはいかないと」
というもの。
しかし、これはまったくデタラメ。WTO以前は、対抗措置をとりやすい協定で
したが、WTO協定では、大きく変わったことを知らない者のデタラメ宣伝です。

(1)事実は、セーフガード発動後3年間は対抗(報復)措置をとれない--セーフガード
協定第8条第3項。

(2)証拠を二つ示します。
★農水省『WTO農業交渉の論点と課題』(2000年5月)には
「相手国から対抗そちの可能性あり」とあやふやなことを書いていますが、
すぐに続けて「発動から最初の3年間はなし」と明記されています。
★外務省『解説 WTO協定』(96年5月)--これは日本国内で最も権威がある
WTO協定の逐条解説ですが、ここには
「当該セーフガード措置が輸入の絶対量が増加した結果としてとられたも
のである場合は、対抗措置発動の権利は、最初の3年間は行使できない」
*私たちは「輸入の絶対量の増加」に対してセーフガード発動を要求してい
るわけですから、まったく問題はなく、3年間はアメリカといえとも対抗措
置がとれないことは明らかではありませんか。

(3)対抗措置がこわくて、農民がどんなに苦しんでいてもセーフガードを発動できな
い--自公保政権の腰抜けぶりと、アメリカ・WTOに対する「滅私奉公」ぶりにも
腹が立ちますが、対抗措置が発動されるはずはないのに、ウソまでついて農民の要
求を拒否する冷酷ぶりに対して、断固とした審判をくだしましょう。

(4)証拠のコピーがほしい方は、遠慮なく申し込んでください。