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◇-雑誌メディアについて-広島大豆トラスト(Shingo)(4/28-12:44)No.389


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389雑誌メディアについて広島大豆トラスト(Shingo) 4/28-12:44

初夏に咲く花まで、ほとんど勢ぞろいしてしまった、季節前倒しの今日このごろみ
なさま、いかがお過ごしでしょうか。印刷メディアでは、前回は、週刊「ディア
ス」2002年NO.036、4月4日号)、について触れましたが、週刊「女性自身」(光文
社)も先月より、食農問題、継続的に取り上げております。外食産業が、たとえ有
機野菜を食材とし、調理加工しているのをうたい文句としようとも、食材調達のグ
ロール化は、留まるところを知らず、生産者は、「契約生産者」を強いられていま
す。現在のJAS法では、調理済みの店舗提供商品(例 ファミリーレストランのフラ
イドチキンなど)原産地国表示、告知義務はありません。週刊「女性自身」5月7・
14日号(4月25日発売)では、連載第6回「ニッポンの食卓が危ないー知らずに食べて
いる輸入鶏肉の現状」52から54ページ、とスーパーや外食産業の惣菜、調理済み提
供メニューについてなど、アンケート調査などの結果をもとに、記事を組み立てい
る。もちろん、連載し、取り上げることはりっぱなことです。しかし、記事の構成
として、根本の食材調達のグロール化がなぜ起こり、多くの生産者が、「契約生産
者」を強いられ、国内の身近な、一部いわゆる「こだわり」の生産者でない多くの
養鶏、養豚、酪農家が、「得たいの知れた」生産がどうして、特に戦後できなくな
ってきて、どうすれば打開できるのか、この点につき踏み入らない。連載を通じ
て、危険の警告記事に終始していることにはかわりません。ここでも、農民連、畜
全協、産直協などがこれら、メディアにパイプを持つことと、連載開始同時に意
見、要望を集中する必要があると思います。